日本の伝統製材技法・契り(ちぎり)を試作品デザインに入れてみました。

  

契り(チギリ)

製材技法の一つで、木材の割れを防ぎ木材と木材を繋ぎ合わせる 形的に蝶々ににている為 蝶々とも呼ばれている。

特に天板等に割れやヒビが入らないように繋ぎ合わせる為に用いられることが多いのですが、形的にもデザイン的な意味もある。

 

この技法を今回関わっている工場再生プロジェクトにて家具職人さんが、廃材を再生させ新たな木の温もりを取り戻すをテーマに試作品を製作してもらうタイミングで、採用して頂きました。

 

匠の技 型をキレイに抜き!同じサイズ、同じ型の物を制作しはめ込みます。

ギフト!プレゼント!としてデザインを考えて蝶々では無く、「リボン!」のイメージで「契り」を使用してみました。

意味を少しずらすことで、伝統技法のデザインがギフトに変わる!これが大切です。

 

 

拘り!

ただ廃材を再生するだけでは無く、家具職人だから 「匠」だから 出来ること 伝えられる伝統技術を使い加工することで、技術の継承にもつながると考え今回採用させて頂きました。

家具職人さんだかこそ出来ることを加える事で、唯一無二 のものつくり に拘って行きたいと考えています。

 

化学反応を起こす!

木を取り扱う我々は、当たり前に出来ることを更に追及して、それを喜んでくれる人達に届けて行き 全く違うものを扱う人達から与えてもらう事で、新たな化学反応が起きて、新しい価値が生まれてくると感じています。

山の者は、海のものに価値を感じ海の者は、山のものに価値を感じる!

どこに届けるかで価値が変わる!

 

今回のプロジェクトは、もの作りを通じて価値の融合が出来る!

そんなコミニュティーを目指しています!

 

是非皆さんと繋がって行きたいと考えておりますので、気楽にご連絡お待ちしております。

 

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